世界はことばでできている

〜成人期発達障害&聴覚障害者の日常〜

聴覚障害+成人期発達障害(ADHD)が日々考えていることや、聴覚障害者・発達障害者として生きていくライフハックを書いてます。あと、ニュースやら軍事やらについても飛びつきます。とにかく雑多なブログです。

日記

ベリークルシミマス(腰が)

クリスマスに腰を痛めて、各種薬と湿布を頂いたくらげさんです。こんばんわ。

先月末にぎっくり腰をやらかして整形外科に行ったんですよ。
そしたら、「単なるぎっくり腰だと思いますが、もしかしたらヘルニアかもしれませんね。」と。
これはやばいな、と数日はおとなしくしていました。

その後、二週間程度で痛みが引き「あー、よかった、単なるぎっくり腰でしたー!」と
安心して、
仕事では肉体労働に勤しみ、家では溶けた体勢をとってグダっていました。

あおから「その体勢、腰痛めるよ!ツイッターでも話題になったよ!」とは注意されていました。

【参照】椅子でくつろぐ姿勢が実はヘルニア一直線?経験者たちが警告

しかし、ボクは「大丈夫ー、単なるぎっくり腰だったからー」と腑抜けておりました。

「あれ?痛くね?」と二週間くらい前から地味に足に違和感を覚えはじめて、なんかやばいな?と感じましたが、筋肉痛だと言い聞かして数日放置していまして。

したら、数日前から完全に足全体に痛みとしびれが。
ボク「あかんくね?これ腰?腰なのに足痛むの?」
あお「ヘルニアで足痛むよ!だから言ったじゃねぇか!ドアホウ」
と怒られ整形外科アゲイン。
そしたら、医者は無慈悲に「あ、椎間板ヘルニアの疑いが濃厚ですね」と。


本当はMRI検査をしなければ確定はできないのですが、人工内耳をつけたボクはMRI検査ができません。

「まぁ、レントゲンではそれほど変形はしてないから、薬飲んで湿布貼ってりゃ治るでしょう」
とは言われましたので、それに縋ります。

まぁ、おかげで、年末年始は(物理的な意味で)寝正月確定です。

あおは、ボクの腰に座ったりよっかかったりするのが好きなのですが、それができなくて不満そう。

「こんどはもっと腰に良い生活をしなせぇ」と呆れ気味ですけど、あおにシップ貼ってもらったりなんだりと世話になってます。

医者からは
「できれば痩せるといいですね」
ということなので、あおともどもダイエットに取り組んでいきます。


なお、ほんとうの意味でのクリスマスプレゼントですが、予告通り、あおのほしい物リストからギフト発注。あおからはアマゾンギフトカードを頂きました。

また、ありがたいことに、読者様からボクにもあおにも欲しいものリストからギフトが届きました。

送ってくれた皆様、ほんとうにありがとうございました。
大事に使わせていただきます!

あ、あと、あおが昨日で三十路になりました。

相変わらず幼い顔してんなぁ、と信じられないところなんですけどね。

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写真はあおの誕生日お祝いのごちそうです。
ぜんぜん美味そうに見えないのは俺の写真の腕ですね。

あと、散らかりすぎですね(ヽ´ω`)

まぁ、お互い三十路ということなので、少しは大人っぽく過ごしたいです。


…。無理な感じ半端ないですけど。 


最後にPR。
くらげさんにお見舞いを送りたい方はこちら。
あおに三十路プレゼントを送りたい方はこちら。 

発達障害当事者ぷち飲み会とかしませんか

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発達障害の当事者会というものがあるらしい。

ボクもあおもそういう会には実は行ったことがない。

そもそも、ネットで調べてもどういう活動をしているのか、よくわからない。


また、そういう会に入るメリットも(ボクが情報収集する以外で)さほど見当たらない。


ただ、発達障害の人と交流する機会は作りたい、と思って、1年ほど前に「自分らで当事者会作るか?」という話になったのだが、いかんせん情報がない。


そこで、発達障害者歴の長い某氏に(酒を飲みながら)相談したことがある。

某氏が言うには、「当事者会」とは「なんかつまんないよね」ということなのであった。
「発達障害当事者会って、『発達障害に関する勉強会』と『自助会』にわかれるんだよね、でも、ワタシはどっちも嫌いだし、人の話を聞くなら酒がないと無理」というのである。

「それに、他人に話して楽になるっーけど、他人の話をしょいこめってことだよね?それ嫌やわー」とピアカウンセリングにも否定的であった。


まぁ、ボクもあおもたいがいにして唯我独尊なタイプであるので、よく考えたら、「勉強」する気もなければ、他人の救済にも興味が無い。


というわけで、年3~4回のペースで自宅で発達障害者飲み会を開催している。


といっても、3~4人あつまって適当に飲みながらだべってるだけである。


どのみち、たいして役に立つ話なぞそうないわけであって、こんくらいのゆるさでも良いと思うのだ。


というわけで、年末年始に機会があればいつでもお酒を持ってうちに来てくれるなら歓迎します。

興味あるならメールとかください。

では。

情報アクセシビリティフォーラムに行ってきました

こんばんわ。相変わらず絶賛放置中のくらげさんです。

あおから「書け」と怒られているので更新します。

本日は、急遽、秋葉原で行われていた「情報アクセシビリティフォーラム2015」に行ってまいりました。

最近は聴覚障害より発達障害に関する活動ばかりしていましたが、発達障害絡みで知り合った方の知り合いが聴覚障害者向けの緊急避難通報システムの開発をしていると。

その方を昨日紹介していただいたら「明日、フォーラムに行くんですよね」というので、このフォーラムを急遽、見に行くことに。

で、盛大に遅刻をかまし、研究者の方と合流。まず、研究内容についてイロイロ教えてもらう。
「システムも大事なんですけど、やはり聴覚障害者の方を理解しないと難しいんですよね」というので、くらげさん、一肌脱ごうと。

研究者氏をつれて、フォーラム出展していたコネのあるところを片っ端らから紹介させていただく。

具体的には
・筑波技術大学のちょっと偉い先生
・情報保障団体の偉い人
・全日本難聴者・中途失聴者団体連合会の偉い人
・行政の中のちょっと偉い人

とか。

ええ、虎の威を借る狐ですがなにか。
とあおにいったら「トラより大きいくまが何いってんだか」とか言われますけど。

まぁ、そんなこんなでイロイロ見てたんですけど、最近は電話リレーサービス増えてますね。
で、このふたつのブースから「お願いだから使ってくれませんか、安くしまっせ」と言われ困る。

で、筑波技術大学のブースに行ったら知り合いの先生から「おまえ、うちに大学院で来たから入学しろ」と言われて困る。

「俺、短大部卒ですし金ないですし?」「学費値引きあるし、本出した実績で入れるから」「無理す」「まぁ、まぁ、資料持って帰れ」「いや、無理す」
誰か俺に2年間生活費と学費寄付してくれませんか。
あ、本のお買い上げありがとうございます。

その他、イロイロ回っている内に資料が馬鹿みたいに増える。
いい加減帰ろうかなと思ったらどこかで見たけどどこで見たか思い出せない顔を見つけ、イロイロ理由をつけて名刺交換したところ「あ、くらげさんですね。あおさんの職場で名刺作ってますよ」と言われる。世間狭いなーと思いました。

なお、帰宅後にあおに名刺を見せたら「うん、やはりウチで作っている名刺はクオリティが高い」とか自慢してたんで、あおの会社に名刺どしどし発注してください。いやガチでいいもの作りますから。

なお、あおの社長にこういうことありましたよってメッセージ送ったら「日本、実は人口800人なんじゃないの」とか言われました。本当にそうかもしれません。

まぁ、研究者氏が今後の研究に今回作ったコネが役立つといいのですが。

というわけで、いいコトした1日でした。

くらげさん講演会原稿公開

こんばんわ

佐伯市担当者だったAさんが、この写真をFBのカバー写真にしたと聞いて穴をほって埋まりたいです。

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佐伯市担当者より、原稿とパワポを公開許可取りました! 

まずはパワポがこちら 
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講演会内容の動画がこちら

で、原稿がこちら

もし感想とかありましたらぜひ!

ではー。 

くらげさん大分県佐伯市講演会始末書

ご無沙汰しております。

予告通り、無事、大分県佐伯市で講演会を行って帰ってきました。


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そのドタバタをメモ代わりに適当に書き連ねてみます。
(あおから「忘れない内に書けよ?」と脅されたアドバイスされましたのもあって)

まず、くらげさんは一人で飛行機にのったことがありません。
羽田にたどり着くまででHP0なって、羽田空港の中での手続きでMP0。

しかもとちって走って出航1分前にギリギリ飛び乗る、というような。

行きの飛行機の中では放心しており、予定していた原稿確認などせずに寝ていました。

大分空港では特にトラブルなく高速バスに飛び乗り、2時間かけて佐伯市着。

バスの中では「同じ田舎でも山形とはちがってなんかゆるく感じるなー、住民ものんびりしてるのかなー。なら、話も少しのんびりでいいのかなー」とか考えてました。そしてまた寝ました。
原稿?知らない子ですね。

起きたら目的地付近で、慌てて外を見たら市役所の担当者であるAさんが「くらげ先生、佐伯市にようこそ」というホワイトボードを掲げていました。

もう帰ろうかと思いました。
このAさん、今回の講演会でボクの一番の被害者。
で、このAさん、非常に可愛らしい去年入局したばかりの新人さん。
でも、イロイロ話してみるとかなり変人だったので将来が(楽しみ)心配です。
(そもそも、初対面で俺と打ち解けられる人はもれなく変人です)

で、まずは投宿。
宿は古いけど中はそこそこきれい。狭いビジネスホテルよりはいいところ。
これで朝食付き1泊6000円でした。安い。

すこし休憩してから打ち合わせに向かって、寺島ヒロさんと初対面。

トークセクションについて打ち合わせ。
もちろん、打ち合わせのような何もしてませんでした。
寺島ヒロさん、寺島旦那さん、ボク、Aさんで佐伯市の飯と酒と発達障害あるある雑談。
1時間半にわたって雑談を続ける中、ときおり「じゃ、それ使いましょう」と適切にネタをメモするAさんガチ有能。佐伯市の皆様は佐伯の未来を背負って立つAさんを大切にするべきです。

(雑談)打ち合わせを続けていると、大分合同新聞の佐伯支社の記者さんが来る。

雑談に記者さんも混じっていつのまにやら2時間半経過。記者さん、写真を撮って帰る。
何しに来たんでしょうかね?
その後も一切練習せずに疲れて寝る。

で、翌朝。


さすがに緊張して朝ごはんは少なめにしようかなと思っていたら、おばちゃんが「大きいんだから食え」とご飯のおかわりを催促してきます。ついでに味噌汁と卵もおかわり頂きました。


13時半くらいに迎えに来る、というAさんでしたが、暇なので10時位に「迎えに来てくださーい」と無茶振り。困ったAさんは会場が既に開いてるということを確認して、会場控室に連れてってくれました。

その後、流石に焦ってパワポを開いて講演練習をするボク。
持ち時間は30分。作った原稿7000文字、パワポ23枚。
なお、パワポはAさんに遅くまで残業させて作らせたもの。
3 0 分 に 収 ま ら な い。
しかも「紙 原 稿 を 忘 れ る」

喋りながらあーでもないこーでもないとスマホで原稿を修正するボク。
やっと30分位で収まるかな、と、気がついたら講演前に喉がガラガラに。

流石にやばいと思ったので、会場準備真っ最中のAさんに車を出させて、コンビニで飯とお茶を調達。


その車の中で、Aさん、「あ、いい忘れてましたけど市長きますから」と爆弾発言をサラリとかます。

あの、それって言い忘れるものなんですかね?
佐伯の市長、かなり軽く扱われているけど大丈夫なんでしょうか?

で、おにぎり2個をお茶で流し込み、会場入り。90人会場というだけあって、割と広め。会場設営済み。

いつもはこういう会場は設営する側なんで、「あ、俺、講師なんだっけ」と変な気分になる。
そんなことしてるうちに、お客さんが次々入ってくる。流石に緊張。

開始10分くらい前に市長が現れる。名刺をいただき、佐伯市の素晴らしさを説かれる。

関サバの8割は佐伯市で取れるらしい。それは素晴らしい。Aさんに「この人大丈夫?」と聞く。
Aさんは「そういう人です」と曖昧に答えたので、そういうことにしておく。

そんなことをしているうちにもお客さんは入り続け、何故か定員30人のところお客さんだけで43人。
Aさんは途中から「これ以上来たらどうしよう」と不安になったとのこと。

そんなこんなで講演会開始。


まず、市長に一言いただくことになる。なんでも早朝からマラソンしてきたらしい。しらんがな。

で、佐伯市での男女共同参画推進についてありがたいお話をいただく。聞いてなかったけど。
(いい忘れてたけど、これ、「男女共同参画推進講座」の一環として行われてます)

そのあと、寺島さんの講演。内容はボクかのが出た経緯とかその辺。

途中で黒板にさらさらとイラストを描いたりして「やはりプロは違うなー」と。
この模様は動画で見ることができますので、ぜひ。

なお、市長は船を漕いでました。流石に港町の市長だなと思いました。


で、ついにわたくしの講演開始。

これも動画で見てもらったほうがいいので、あまり多くは話しません。
ただ、途中からもう完璧アドリブでした。
時間おしてたのもあるんだけど、考えたことと原稿が外れてしまって原稿が役たたずに。
ツイキャスで中継してたんですけど、あおが見てて「お前、後半ぶっ壊れてただろう」と言われました。
「カンペ見る回数減ってたし、体がめっちゃ動いてるし、なにか考えてる時間多かったしな!」とのこと。
そんな中、講演の中で「市長、ぜひ本を買ってください」と市長いじりをして聴衆の笑いを取るのに成功。
あと、「あおの尻に敷かれてまして」という内容で学生時代よく使っていた「女尊男卑」という意味の手話をしたところ、盛り上がる。
その直後「あ、すいません、男女共同参画推進でやる話でなかったですね」と言ったら更に受けたのですが、Aさんの顔が心なしか青くなってたのは気のせいだと思います。
そんなかんやでテンパりつつ、講演終了。ありがたいことに大きな拍手をいただく。
なんかAさん、安堵のあまり涙ぐんでるし。

引き続いて、トークセクション。「顔の認識について」「コミュニケーションについて」「普通とはなんだろう」という3つのテーマを30分で行う。雑談のごく一部を綺麗にまとめた感じですごく無難に終わる。

あとでAさんから「来年はトークセクション3時間ですね!あおさんつきで!もう、雑談だけでいいです!下手に公演するより、雑談のほうが絶対面白いです!」と力説される。
っか、来年あるんかよ。あるとしたら土下座しますけど。

ちょっとしたグループワークのあと、サイン会。


長蛇の列であおのサイン付きで持ち込んだ分+佐伯市に送ったものの大半が売れる。
佐伯市が大好きになりました。


サインを書きながら。お客さんから「良かったです」「面白かったです」とのお声をいただき、うへへへへへと奇声を発するマシーンと化したくらげさん。

キモかったと思います。

その後、打ち上げ。


B氏というAさんの上司がくる。「この上司にしてこの部下ありだなー」と思いながら酒を飲む。

あおに怒られるからあまり飲めない、というと「じゃ、来年あおさんつれてこい!勝負だ!」とB氏から言われる。
だから来年あんのかよ。そんでなんの勝負だよ。
あ、B氏からおすすめした焼酎がたいへん旨かったです。また呼んでください。

で、宿に帰ってぶっ倒れて寝る。


3日目。朝飯を最初からいただき、腹を満腹にして、事務手続きのために市役所に向かう。

書類書いてたらAさんが「あ、市長呼んでますから。本買いますと」とかいうので、Aさんの課長とAさんとボクで本を持って市長室に向かう。
しばし待っていると、ガチで市長登場。その場でサインをして本を手渡す。
「次はイセエビがうまい時に来てください」と言われる。
あ、この市長有能。うん、すごい人ですね、ええ。だから講演会予算つけてください。

で、Aさんが車を出してくれて、ちょっと港の方におみやげを買いに。

車中、「いやー、今回のアンケート、すごくよかった!という声多数ですよ!」とか言われる。
佐伯市は変人が多いと思いました。ゲヘヘへへへという声が出る。Aさん引く。
おみやげは簡単に食べられるものとおやつを買って終わり。重いんだもん。

そのあと、バスターミナルでAさんに別れを告げ、「じゃ、またきますよ」「きてくださいよ」と。

大分空港でもちょっとスッタモンダして、帰宅して飯食って、あおにただいまと言って、ブログ書いてます。


いやまぁ、なんつーか、いい旅でしたね!


で、この記事。いろんな人に怒られそう。


ま、佐伯市、また行くでしょうね。次はイセエビ食いましょうや。(誰宛?)
くらげについて

聴覚障害(2級)とADHD(診断あり)と躁うつ病患者の三重苦ですがなんとか自立して生きてます。 このブログは障害者としていく意味やらライフハックやら時事ニュースを取り扱っていきます。
同じく発達障害の「あお」と同棲中。結婚はまだかと急かされています。
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