世界はことばでできている

〜成人期発達障害&聴覚障害者の日常〜

聴覚障害+成人期発達障害(ADHD)が日々考えていることや、聴覚障害者・発達障害者として生きていくライフハックを書いてます。あと、ニュースやら軍事やらについても飛びつきます。とにかく雑多なブログです。

2015年11月

大分県佐伯市市民講座「障害をもったから人との関わりを深く考えた 『ボクの彼女は発達障害』の作者が語る幸せの育て方〜人をみること〜」開催のお知らせ

さっそく2週間放置してたくらげさんです。こんばんわ。

いや、いろいろ仕事が重なって多忙になりました。っーか、今も修羅場です。

なんでかといいますと、
12月6日(日)に佐伯市市役所主催の「男女参画講座」にて、なんと不詳ワタクシめが講師として参加させていただくことになりました!

その準備やらなにやら他にやらなければいけない仕事もたまってるんだけど!というわけで、大変に混乱を重ねている次第であります。

講演のテーマは
「障害をもったから人との関わりを深く考えた 『ボクの彼女は発達障害』の作者が語る幸せの育て方〜人をみること〜」です!

長いよ!誰だよこんな長いテーマ考えたの!ボクだけど!

具体的な内容はパンフレットをごらんください!



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この市民講座は、ボクの彼女は発達障害のマンガパート担当の寺島ヒロさんが佐伯市役所に働きかけて開催が実現したものです。
寺島さん、ありがとうございます!

取り急ぎ、講演会開催報告まで!

あ、サイン会とかもやりますので、興味あったら遊びに来てください!

くらげは人工内耳をスマートウォッチを手に入れた!

ここのところ、非常に忙しかった。

というか、ずっと「忙しい」としか言っていない気がするのだが。
実際忙しいのでどうしようもあるまい。

金曜日は、仙台に行っていた。


先日、人工内耳が故障し修理依頼をしたのだが、修理不能だから買い換えろというのである。

100万円もするものをぽんと買い換えろと言うな!と切れかけたのだが、いろいろあってだいぶ安く交換できることになった。
(それでも我が家計に一時的に大きな負荷がのしかかるのだが)
日本の福祉は「手続きがうまくいけば」非常に強力なものであるな、と改めて実感した次第である。


しかし、人工内耳はどこでも簡単に調整できるものではないので、病院で交換する必要がある。

手術を受けたのが諸事情あり仙台の病院だったからだが、リハビリも仙台にいかねばならぬ。
非常に面倒なので都内の病院にデータを移して欲しいのだが、どこも患者がいっぱいで転院すらままならぬのである。
ひどい話だ。

なので、仙台まで行って人工内耳を受け取りに行った次第である。


で、新しい人工内耳であるが、これは非常に本体重量も音質も軽い。


ボクは人工内耳を普段は外しているが、今日は1日外出していても人工内耳をつけていたくらいだ。

雑音抑制が非常に優れた機種らしいが、なるほど、という次第である。

ただ、あまりにすっきりしすぎてかなり物足りなさを感じなくはない


言語聴覚士に「音の味わいがバドワイザーとギネスくらいの違いありますね」と感想を述べたが「ビールはあまり」とレスが悪かった。


あおが、「大きかった方の人工内耳と今の人工内耳の比較写真撮らなかったのか!」とボクを責めるのだが、補聴器を軸にした大きさ比較だとこんなもんである。

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まぁ、かなり小型になったのは理解していただけると思う。


さて、本日はというと、某所に行っていた。

そこでお借りしたのはこれであった。

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そう、AndroidWearのスマートウォッチである。

「なんだ、iWatchのぱくりか」とか言いやがった奴は穴を掘るが良い。
ボクが蹴飛ばしてその穴を埋めてやろう。
スマートウォッチ業界においては、iWatchこそがパクリの後発品なのである。

それはさておき。


このAndroidWear(スマートウオッチ)はお仕事で記事を書くために拝借したものである。

しかし、「発達障害支援におけるスマートウオッチの可能性」について実験したいとお願いしたところ、割と長期にわたってお借りできることになった。

某氏の行為に感謝し、スマートウオッチで行える障害者支援の可能性を追求いきたいと思っている。

さっそく、Ingressを起動させてみた。

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インターフェイスが死ぬほどかっこいい。これだけでボクは満足である。


いや、支援技術は?


で、一応ついでにお借りしたBluetoothヘッドセットであるが、当たり前だが最大音量にしてもあまり聞こえない。


ところが、どういうわけか電源を入れずにセットすると、マイクだけが機能するようだ。

ボクの場合、スマートウオッチの場所まで腕を上げるのがしんどい。というわけで、こうなった。

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人工内耳の上にヘッドセットをつけている。

で、漏れた音を人工内耳がキャッチするという仕組みである。

これで実験したら、だいぶ聞き取ることができた。

ただ、「音漏れ」という可愛いものではなく、爆音を撒き散らすことになる。
根本的に「Bluetoothレシーバー」と「ヒアリングループ」を組み合わせれば問題ないのだが、素直にそうするのが面白く無いのがボクである。

あお「借りてきた目的忘れたら殺すよ?」

ボク「はい」

というわけで、今日のところは軽くいじったくらいで終わりにします。


なにか面白そうなテクニックとかあったら教えて下さい。

数を数えるためにホモ・サピエンスを全否定すんなや

こんばんわ

スマートウォッチを買う必要性を説くボクの話を一切スルーする鬼畜があおです。

先ほど「ボクはテストで大筋合ってるのだが四則計算で単純ミスをする」という話をしていた。

で、あおは本にも書いたとおり、「算数」の時点で壊滅的だ。

ドヤ顔でお釣りがピッタリになるように金を出してたら103円が戻っているとかが普通にある。

なお、上記の事件は110円のものを買うときに発生した。

なぜそうなるかは本人もわかってないが、ボクからすれば単に計算しながら手元を動かすのが不可能なだけ、というところであるのだが。

まぁ、ボクもたいがいにお金を出し間違えるので偉そうには言えないのであるが。

ところで、あおが数を数えるときに必要なのは「いぬ」だそうだ。

当然、あの動物のイヌである。

「いぬですか」
「いぬです」
「なぜですか」
「イヌは餌を食べます」
「食べますね」
「では、犬の餌を並べます」
「並べますね」
「10個くらい並べますね」
「そのくらいなら数えられますね」
「それに5を足すと15個になりますね」
「なりますね」
「そこに犬がやって来ました」
「イヌは餌を食べますね」
「イヌが10個餌を食べたら残りは5個ですね」
「よく数えられましたね」
「ということを母親がうちに引き算教えるときにやってた、リアルで」
「リアルで!?」
「イヌに宿題を手伝ってもらってました」
「人間族としてのプライドは持とう」
「犬のほうがウチより賢いと思う」
「ホモ・サピエンスの能力全否定すんなや」

というわけで、今でも頭でモノを数えるときは犬の餌とイヌがでてくるということである。

本当にこいつは未だに謎が多いと思うのである。


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(最近はあひる計算法もあるそうだ)

というわけで、今日もこのくらいで。いろいろ修羅場ってます。

【小ネタ】本日の夕飯

隙がない。

どのくらい隙がないかというと。

晩飯が「ホールトマトとコンソメと水と売れ残り半額セールの野菜と安売りしてたベーコンを投げ込んだだけのスープ」と半額の時に買った冷凍ピラフを解凍してすましたくらいである。

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忙しい理由については、そのうち公開できるかと。

では。

手話ニュースキャスターの表現力に目からうろこが100枚取れた

本日、母校の筑波大学附属聾学校(千葉県市川市)の文化祭だった。

実は、地味に社会人になってから毎年附属の文化祭に行っている。


特別な理由はないのであるが、社会人になってから市川住まいが長かった。


一年前に同棲のために引っ越したが、転職先が附属の近く(というか、附属の紹介)だ。


というわけで、先生方に毎年、挨拶と近況報告に行くのが毎年の決まりになっている。


で、今年は「ボクの彼女は発達障害2」を抱えてサイン本を配布していた。

ありがたいことの持ち込んだ分は完売、「もうないの?」と問合せが相次いだくらいである。

で、そのうち1冊は、NHK手話ニュースの那須 英彰さんに買っていただいた。


那須さんは筑波大学附属聾学校の先輩でもあるが、同時に山形ろう学校の先輩でもある。


本日は附属の同窓会でミニ講演会を行うためにいらしていた。


たまたまお見かけして、同郷出身ということをネタに売り込んで名刺交換させて頂いた。


少々歓談したあと、自著を拝呈しようとしたところ、「いや、買いますよ」と代金を頂戴した。

押し売りになってしまったようで申し訳ないな、と半分後悔したが、まぁ、この先何かにつながればよいのだが。

その後、特に用事もなかったので、那須さんのミニ講演会を拝聴した。

拝聴というか、拝見であるが。

テーマはスコットランドに行った時の失敗談というそれほど珍しい題材ではない。


しかし、その表現方法が凄まじくコミカルで手話というか「パフォーマンス」として逸品であった。


「音声言語をつかなわい表現力」でここまで魅せることができるのか、と目からウロコが何枚もでた。


じつは、近日中に講演会を行う。


その時、どのように講演をすればよいのだろうか、とずっと悩んでいたのだが、那須さんの講演をみてたいへん吹っ切れたものがあった。


「とにかく、コミカルな言動!」という当たり前なことであるが、ボクは実はとても表情が硬い。


この先1ヶ月、できるだけ表情を和らげ、動きの研究などをしたいと思った。


では、今日はこのくらい。

講演会などについてはまた公開できれば。 
くらげについて

聴覚障害(2級)とADHD(診断あり)と躁うつ病患者の三重苦ですがなんとか自立して生きてます。 このブログは障害者としていく意味やらライフハックやら時事ニュースを取り扱っていきます。
同じく発達障害の「あお」と同棲中。結婚はまだかと急かされています。
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