先日、「W-ZERO3[es]よかったよねー」って書きましたけど、あのあと、急に実機を触りたくなって取り出しました。
電源ケーブルがなかったので探したのですがない。ミニUSBを指しても充電できない。
これはだめかと諦めかけましたけど、調べたら当時一般的だったミニプラグなら充電できるみたい。
押し入れを漁って使えそうなアダプタを探したらジャストサイズなのが!
接続したら充電インジケータランプが光って無事充電開始。
10分ほど経過してそろそろ…と電源ボタンをおしたら起動しましたよ。
まじ懐かしやWindow Mobile。
(今、WindowsPhoneなどに入っているWindows 10 Mobileと直接の関係はない)
タイムスタンプを見ると8年ぶりの起動ですねこれ。
データの破損もなく、タッチパネルも普通に使えますし。
なんとExcelまでついてますよ。
試しに当時使っていたエディタを起動してポチポチ文章打ってたら、置換機能や文字カウント機能までついてることに気づいて「先駆者だっやんやなぁ」としみじみ。
流石にバッテリーはヘタっているし通信機能もないのでできることがあるわけではないんですが、スライドキーボードのある携帯端末が動く!ってだけでワクワクしますね。
いやー、懐かしいなぁ!」とベタベタ触っていたのですが、「今のスマホすげーなー」と改めて。
OSは当時のPCのものと近いので、操作性も全然違います。
いや、10年以上前のものと比べるなって話ではあるんですけど、インターフェイスの洗練度がぜんぜん違う。
W-ZERO3はタッチパネルとはいえどもタッチペンの操作が前提だし、やはりキーボードがないと使えないというのがあったんです。今みたいに指一本で使いこなせるもんじゃない。
それに、アプリの動作も今のスマホのように直感的に使えないですね。スタータスバーを開いてクリックして…という動作が多い。
当時はそれでも簡略化したんでしょうけど、今のスマホと比べたら天と地の違いですね。
しかも、意外とスライドキーボードが使いにくい。
両手の親指でポチポチ押すやつなのですが、フリック入力に比べるとどう頑張っても入力速度は遅い。
スライドキーボードって記憶上はすごく使いやすいイメージが合ったのですが、あくまでも、当時にしては、でしたねぇ…。
でも、これ、当時はホント革新的だったんですよ。
携帯端末でExcelやワードが使えるし、フルキーボードあるし。頑張ればブルートゥースも使えるし!
そういう意味では、「GPD WIN」はついに時代が当時のシャープとウィルコムに追いついてきたともいえますね!
早速買って実体験しなくては…と言ったら「こりないね」とあおに呆れられるわけですが。
しかし、ほんと小型PCって当時から大好物だったんだなぁ、と。
三つ子の魂なんとやら、ですね。
では、今日はこのくらいで。では。