世界はことばでできている

〜成人期発達障害&聴覚障害者の日常〜

聴覚障害+成人期発達障害(ADHD)が日々考えていることや、聴覚障害者・発達障害者として生きていくライフハックを書いてます。あと、ニュースやら軍事やらについても飛びつきます。とにかく雑多なブログです。

PRe Nippon企画展のご案内:代官山で会いましょう

今、代官山の蔦屋書店などというオサレでハイソの頂点にあるような書店に「ボクの彼女は発達障害」が展示されている。

こんな感じにだ。
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なんというか、恐れ多いというか場違い感半端無いが、大丈夫かこれ。

といっても、今回は別にボクかのがメインのイベントではない。
PRe Nipponの企画展におじゃまさせていただいたのだ。
展示していただいた関係者皆様には感謝感激、土下座切腹である。

PRe Nipponは「福祉事業所の問題解決+社会に価値を生み出す活動」を行うことを目的に、2012年1月に発足したプロダクションだ。

サイトを見てもらえればわかるが、大変にオサレでかわいいメモや蝶ネクタイを作製している。
その中の、「ゲラメモ」にボクかののゲラも含まれているのだ。

「ボクの彼女は発達障害」の編集作業も差し迫った頃、編集者から「ゲラ、あげてもいいですか?」という問い合わせがあった。
 話を聞けば、編集者の知人が関わっているPRe Nipponという団体があり、「ゲラメモ」という製品を障害者事業所で作っているのだという。
 「ふむ、それなら別によかろう」と思ってそれほど深く考えずおkを出したのだった。
ゲラもそう無いだろうから、すぐに無くなると思っていたし。

で、先日、編集者から「代官山蔦屋でゲラメモを展示するらしいから行ってこいよ!」という命令お願いがあったので、驚いた。
「協力者としてボクかのも展示してくれるってよ!」というので更に驚いた。
 
聞けば、「ボクかのを使ったゲラメモ、まだ売っているよ!」という。
そんなに売れてないかの心配になったのだが、「いや、結構売れてるよ」という。

で、ボクは「ゲラってそんなに出るものなのか?」と聞いたのら、「何言ってるんですか、くらげさんに渡したのはほんの一部ですよ!」という。

まず、自分で校正する分、ボクに送る分、校正担当者、その他色んな所送る分で1セットあたり200枚以上のグラが出る。
それが「第一校」「第二校」「最終校」と出るわけだから…
計算するにも恐ろしい量になる。
それを細切れにして、他の本のゲラも混じっているわけだから、そりゃまだ流通するか、と思った次第。

で、このゲラメモ、伝統工芸の技術を習得した障害のある方が一つ一つ丁寧に貼りあわせて作ったそうだ。

中はこんなふうになっている。
 
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残念ながらボクが買ったゲラメモにはボクかのは入ってないなかったが、雰囲気は掴んでいただけると思う。

しかし、ただのゴミにしかならないゲラをこんな風に再利用していただけるとは、作者としても大変嬉しいものだ。
それが他の障害のある方の仕事と収入を生み出した、となればなおさらである。

ところで、編集者から「協力者としてコメント書くことになったよ!くらげさんのコメントも入れたいか何か言葉頂戴!」とリクエストがあったので、「編集者をもっと泣かせてゲラを作ればよかったと思いました」と答えておいた。その結果がこのメッセージカードである。
 
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そのまま使ったのかよ!さすがこんなかけあいをした仲だな!
 
さて、まじめにフェアの案内しておく。

これからの人、これからの職、これからのNipponのために。 -PRe Nippon meets 代官山 蔦屋書店-」は、10月31日(土)まで、代官山蔦屋書店1号館(文学フロア:2号館につながっている入り口を入ってすぐ左のエスカレーター脇)で開催されている。

ゲラメモも大変カラフルだが、様々な彩りの蝶ネクタイも展示されていて、非常に華やかしい。
 興味があればぜひ企画展に立ち寄って欲しい。

また、ゲラメモ、Musubi-Tieともにその場で購入可能だ。

ゲラメモは、もしかしたらボクかのの生ゲラが入っているかもしれないから、ファンは買って損はないと思う。
というか買え。

また、展示している「ボクの彼女は発達障害」も購入可能なはずだ。
立ち読みしたい方もついでに行ってはいかがだろうか。
そのまま買っていただき、報告いただけるともしかしたらボクからプレゼントが送られてくる可能性もある。
あくまでも可能性、である。

にしても、代官山蔦屋に「ボクの彼女は発達障害」を展示させていただいたPRe Nipponの皆様、そのきっかけを作ったくれた編集者に感謝申し上げる次第である。

このブログで少しでも恩返しできたら幸いである。

では皆様、代官山で会いましょう。

ボクのダメ方程式がなんとなく見えてきた

今起きたことをそのまま書く。

あおが「あんたがいま着ているTシャツ、俺のじゃね?」という。
異様に裾がめくれいているらしい。
ボクは「そんなわけないじゃないですかー、やだー」とTシャツを脱いでサイズを確認したらMであった。
ふたりとも一瞬固まったあと「「ありえねー!?」」と叫んだ次第である。

あお「うちがTシャツないないと探してたらお前かよ!」
ボク「なんでお前のTシャツがボクが着られるんだよ!おかしいだろ!」
あお「そんな逆ギレ知らねぇよ!うちのボケかと思ったらお前の大ボケかよ!Tシャツ探してた時間返せよ!」
ボク「しらねぇよ!」
あお「っーか違和感なかったのかよ!」
ボク「違和感はあったよ!でもそのまんまにしてたよ!」
あお「違和感!違和感仕事して!あんたの仕事なみに仕事してないよ!」
ボク「本業では一部は優秀だよ!大体無能だけど!」
あお「全体的に有能になれ馬鹿!」

とかこんな大騒ぎしてたわけですけど。

ところで、ボクはADHDのどうかわからないのだが、違和感が本当に仕事をしないことがある。
今までやらかした違和感が仕事しなかった例を列挙するときりがないが、いくつか上げる。
・蓋を開けたままタンブラーを鞄に放り込んだ。(蓋が開いているのは認識していた)
・濡らしていはいけない書類を雨の中そのまま運んだ。(濡らしてはいけないことは十分承知の上だった)
・身体障害者手帳を胸ポケットに入れたまま洗濯機に突っ込んだ。(これは手帳の存在を忘れていた)
・誤字脱字に気がついてもそのまま送信ボタンを押してしまう。(これは日常)
・USBが刺さらないと3分位格闘していたら実はHDMI端子だった。(これも日常)

うん、ダメ人間すぎる。
本当に「書くこと以外は無能」である。
(ここまで書いたら、あおが「手書きも汚いからタイピング以外無能と書け」といわれる)
あ、「あおに食事を作る」ということに関してはまだましか。

で、どうも、「わかってるけどやってしまう」というのがボクの特徴としてあるようだ。
何故かというと、Aという動作をしようとしている最中にBという情報が入ってきても、Aという動作を続けようとする慣性力がすごく強いようだ。
ふつうは「違和感」としてストップがかかるものがかからない。

さっきのシャツの件で言えば、「シャツを着よう」という行動を起こして、頭のなかはシャツを着ることでいっぱいである。
で、あおのシャツを(たまたま)取ってしまったのだが、頭はシャツを着るというという目的を覚えていることで精一杯でそのシャツがどんなのか注意を払う余裕が無い。
そして、おもむろに着る。
その時点で、「キツい」という自覚はあるのだが、「おかしい」とはどうも思わないのである。
せいぜい「洗濯して縮んだかなー、こんなシャツ持ってたっけかなー、まぁ、いいや」というくらいである。

整理しよう。
ボクの不注意によるミスというのは

「違和感が仕事しない」+「動作をキャンセルできない」+「まぁいいかで適当に済ませる」+「思い込みが激しい(しかも勝手に思いつく)」

という壮絶にどうしようもないものの上にどうしようもないことが重なっているような気がするのだ。

いや、そこまで分析できるなら直せよ、といわれそうだが、分析できてもそれがどうにも止まらないのがADHDがADHDである所存である。

なにかいい方法はないかな、とは思うのだが。

特に深刻なのは「動作をキャンセルできない」か。
一旦始めたら、その「始めたこと」に意識が集中して他の情報が目に入らない。
いや、入っているのだが、頭で処理できないというか。風景としかうつらないというか。

という話をあおにしたら「よくあんた今まで生きてこれたよね」とまで言われた。
同意しなくはないが、こいつだけには言われたくないとは心底思うのではあるのだが。

で、あおは
「つまり、あんたはバックアップをとらずに動いてるシステムなようなもんね」
 という。
「どういうことか?」
と聞くと
「さきのプログラムを動かしてて、突発的に別なプログラムが動くとそっちが動いて先のプログラムが消えちゃう」
というのである。
「あとさ、あんたの頭のなかに「別名保存」がないんだよ」
ともいうのだが、なるほど、納得である。
いや、納得してもしかたがないのだが。

あお「あんたは本当にワープロだね」
ボク「なんで」
あお「書くことしか能がないってよくいうやん、あと保存ができないし、よく消えるし」
ボク「せめてWindows95になりたいです」
あお「MS-DOSからやね」
ボク「そこからかよ!」

さて、どうしたらOSを改良できるのか。
っーか、できるんでしょうかね、ってところで今日はこのくらいで。

なお、この原稿はあおから誤字脱字をチェックしてもらってますが、すさまじいことになっていたことを報告いたします。

NHKでプロポーズしておきながらまだ入籍してません

Eテレビは攻めた番組作りをすることがある。
その一つが、毎週日曜日19時から放送している「バリバラ」だ。

バラエティ×バリアフリーというこれまでの障害者番組の既成概念を打ち破った番組である。

この番組については賞賛もある一方で、激しい批判もある。
ボクはこの番組自体のコンセプトは面白いが、「面白い回もあるがあんまり興味が無いコンテンツもある」というのが正直なところだ。
まぁ、今回は別にバリバラの批評が目的でないので、バリバラの紹介はこれくらいにして、本題にはいろう。

このバリバラだが、ボクとあおは2回出演させていただいた。
一回目は「SHOW-1 虎の穴」という企画で障害ネタの漫才をさせていただいた。

なお、2014年度のSHOW-1に漫才で応募したのだが落選している。
今年はチームを組んで、衣装等々を揃えたうえでチャレンジしたい。
アドバイザー及び小道具スタッフをしていただける方を募集中である。

 二回目は、「バリバカップルGP~愛の料理編」である。

まぁ、あおに料理を作ってもらう企画であったのだが、見事に同時優勝という結果であった。
この記念にもらったのがこのエプロンである。

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詳しい放送内容および反響はこちらを参考にされたい。


まぁ、その、公共の電波、それも天下のNHKであおにプロポーズしたのである。
これ以上ネタとしておいしいプロポーズもそうそうないと思う。

で、この収録は今年の3月13日に行われたものだ。
今日は10月18日、つまりもうプロポーズして7ヶ月経っている。
 
今はどうか、というとまだあおとは入籍してないのであった。
ダラダラ毎日同じようにだべって過ごしているだけである。

ある人に言わせれば「男子高校生の合宿が延々続いてる感じ」だそうだ。

「プロポーズをしたんだからとっとと籍入れろや!」という声が大音声であちこちから聞こえてきた気がするが、発達障害と結婚というのは結構難しいものなのである。

まず、カネがない。

これは完全にボクの責任なのだが、挙式を出来るだけの金が全く無いのである。
過去にいろいろやらかしまくったことがあり、その後始末に居間でも追われている状態である。
この「やらかしたこと」の中には聴覚障害とADHDの問題も絡んでくるものもあればそうでないものもあるのだが。

ただ、早期にADHDと診断され、それに見合った投薬などをもっと早期にしていれば…と思わなくもない。

また、仕事をしていると言っても給料はまぁ、その、である。障害者年金を足してやっと二人の生活が成り立つ、というくらいである。
当然、貯金をする余裕は今のところなく、挙式をするには本が今の10倍くらい売れれば、というくらいである。

バリバラさんを巻き込んでカネを出させて結婚式を上げるという構想はないでもないのだが。

いや、籍を入れるだけなら無料だ、というのは事実だ。
だが、籍を入れるということはたいへんに面倒なのだ。

あおにとっては「日々何も変わらない」ということが最も精神的に良い状態だ。
そのあおにとって、籍を入れるということは「苗字が変わる」ということだし、「未知のこと」だからものすごく不安になってしまうのだ。

 同棲をするにあたっても、非常に念入りに下準備した。引っ越しについてもそうである。
入籍にあたってもそのように準備したいのだが、いかんせん、やらなければならぬ事務手続きが膨大である。

先送りグセが強いボクと、このような事務手続きを理解できないあおがこの問題を前にするとどうなるか。

どのみち、同棲してるのは変わらないんだし、籍を入れても面倒なことが発生するだけだし、というアレな思考で7ヶ月、プロポーズもジャーマンスープレックスし続けているのである。
 
どこかにワンストップサービスで結婚にかかる事務手続きしてくれる社労士さんとかいませんかね。

あと、実務的なところを言えば、「税金とかどうなるの」という問題もあるのである。
ボクもあおもかなり障害の関係で納税の計算などが非常に複雑になっている。

そのうち、税理士に相談したいと思っているのだが、ボクが試算すると「現在のままのほうが税制的に優遇されるんじゃないか」という結果が出た。
それもまたどうも入籍に踏み込めない理由の一つである。

それにしても、なんというか、いろいろ調べれば調べるほど、障害者の税制度は「障害者が結婚することを前提にしてねぇじゃねぇか」と考えてしまう。
なら、「事実婚でいいかなー」とも思ってしまうのであった。
子供を作る気もないであるし。

で、この件についてあおに聞くと「手続きどうすればいいかわからんねー」ということである。
「別に今の生活で困ってないしな」ということでもあるので、あとはボクの責任感次第なのだろう。

まぁ、焦らずに見守ることをお願いしたい次第である。
くらげについて

聴覚障害(2級)とADHD(診断あり)と躁うつ病患者の三重苦ですがなんとか自立して生きてます。 このブログは障害者としていく意味やらライフハックやら時事ニュースを取り扱っていきます。
同じく発達障害の「あお」と同棲中。結婚はまだかと急かされています。
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